ドライバーがいない状態で自動走行する、無人タクシーの実用化を目指すベンチャー企業などが、来月下旬から東京の都心部で乗客を乗せた実験を始めることになりました。
これは、無人タクシーの車両の開発を手がけているベンチャー企業の「ZMP」とタクシー会社の「日の丸交通」が記者会見して明らかにしました。
無人タクシーは2年後の東京オリンピック・パラリンピックまでの実用化を目指していて、去年12月の一般の公道での走行実験に続いて、新たに来月27日から9月8日まで乗客を乗せた実験を行います。
実験は自動運転システムを搭載したミニバンを使って行われ、千代田区大手町のオフィス街から港区の六本木ヒルズまでの5.3キロを走行します。
料金は片道1500円で、公募で選ばれる乗客はスマートフォンのアプリを使って車の鍵を開けたり、料金を支払ったりすることができるということです。
ただ、安全を確保するためドライバーを乗せた状態で実験します。
無人タクシーは、これとは別に「日産自動車」とIT大手の「ディー・エヌ・エー」も開発していますが、会社側は自動運転の車両で公道で営業走行するのは世界で初めてだとしています。
日の丸交通の富田和孝社長は「ドライバー不足に強い危機感がある。自動運転技術を取り込んでサービスを維持していくことが重要な役割だ」と述べました。
2018年7月18日 13時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180718/k10011537961000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1531888997/