大手IT企業で長らく続いている悪癖「多重請負」。この「ピンハネ」の連鎖が日本を貧しくしている原因だという。
本来、他社と契約して人材を派遣してもらうのは派遣契約であるべきですが、よりコストを削減するため「業務委託契約」によって「人貸し」をすることが常態化しています。
本当に専門性が高いプロフェッショナルと業務委託契約を行うことは、顧客に対するメリットを提供することになるため、一概に否定はできません。
しかしそうではない、単なる「人貸し」で「人材調整弁」にしているケースが非常に多いのが実状です。
このような構造は、どのような問題をもたらすのでしょうか。
(1) 実際に働く技術者に、十分な給料が渡されない
これは、上図を見れば一目瞭然。
会社がひとつ挟まれば、そこで当然「中抜き」が起こります。
4次受け・5次受けなんてことになれば、いったいどれだけ「中抜き」されることか…
続きはソース元で
http://blogos.com/article/307660/
続きを読む