経済アナリストの森永卓郎が6月20日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』にコメンテーターとして出演。 来年2023年4月には日本の景気は大失速するのではないかと予想した。
この日の同番組では、6月17日に日銀が大規模な金融緩和策を維持することを決めた話題を取り上げた。急速に進行する円安を阻止するため、日銀が金融政策の修正に動くとの観測もあったが、現状を維持。これを受けて森永は、「最近、エコノミストの中には金利を引き上げるべきという意見が増えてきているが、そうすると、借金を抱えている企業はバタバタ倒産してしまう」と言及。その理由について「日本は物価が上がり始めているが、実際に国内の物価は上がっていない。輸入品のコストが上がっているから物価が上がっているように見えるだけだ」と分析した。
さらに、森永は「この円安は一時的なもの」と指摘。「金融緩和は賛成だが、日本は100兆円以上介入資金がある。いますぐ介入すればいい」と解決策を提言するも、一方では、「それでも金利引き上げは本当に行われると思う」と今後の金融政策を予想した。
日本の景気はどうなってしまうのか。森永は「日銀の黒田総裁は金利の引き上げに反対なんですが」と前置きしたうえで、「ところが来年の4月で黒田さんの任期はおしまいなんです。次の総裁は決まってませんが、おそらく岸田首相は金融引き締め的な政策をする総裁を任命すると思う。そうすると金利の引き上げで日本の景気は大失速します。増税する可能性もあるので、財政と金融の同時引き締めになってしまう」と分析…
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f14a942505f40dd46ffcd1da572ee227c3220d2a
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