システム障害に対応する体制にも違いがある。
みずほ銀行は2021年2月28日にシステム障害が発生した際、ATMのトラブルなどに素早く対応できなかった。大きな原因は、みずほ銀行本体やシステム開発子会社であるみずほ情報総研(当時)、日本IBMの子会社であるシステム運用会社のMIデジタルサービス、外部委託しているATMセンターとの間で情報共有がうまくいかなかった点にある。システム監視を担うオペレーターがエラー内容を上司に報告する手段は紙の書類、組織を超えた情報共有手段は電話のみ、部署内での情報共有手段は会議室のホワイトボードといった具合だった。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01972/030400002/
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