東京消防庁によると、同庁の管内に2021年、救急車などのサイレンに対する苦情や要望が402件(速報値)寄せられた。このうち約190件は同一人物によるものだった。17~19年はいずれも100件近くだったが、20年は142件と増加傾向。その理由は、「はっきりしたことは分からない」という。
同庁に次いで規模が大きい横浜市消防局や大阪市消防局でも、同様の声が毎年寄せられているという。この2消防局では、増加傾向は確認できなかった。
いずれも苦情の内容は「深夜の住宅街でサイレン音を消してほしい」「サイレンやマイクのアナウンスがうるさい」などが多いという。「眠った子どもが起きてしまう」「病院が近いため何度も聞くと不安になる」といった具体的な理由もあるという…
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https://www.asahi.com/articles/ASQ285H4GQ1DULEI003.html
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