「理由分からず減った」政府も想定外 「第6波避けられない」の声も
菅義偉首相が、緊急事態宣言と「まん延防止等重点措置」の全面解除に踏み切った。退任を前に新型コロナウイルス対応に区切りをつけ、次の政権に引き継ぎたい考えだ。冬の「第6波」の到来も予見される中、政府と自治体は、感染対策と日常生活の回復の両立をめざすが、課題も多そうだ。
(略)
感染状況の急速な改善は、政府にとっても想定外だった。官邸幹部は「半月前は、感染が再拡大する地域もあると思っていた」と話す。「理由がよく分からず感染者が減っている」(田村憲久厚生労働相)との声もあるが、首相は周囲に「やはりワクチンだ」と、感染の抑制効果への自信を語る。
(略)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP9X7DVYP9XUTFK01C.html
続きを読む