菅義偉首相は「開催はすでに決まっている」と繰り返し、コロナ対策の決め手とするワクチン接種のスピードアップに腐心しているが、「安心、安全より開催ありきの五輪ファーストの姿勢」(首相経験者)に、国民の不安と不信は募るばかりだ。
コロナ禍が続く中での五輪開催については、すでに国内外の世論調査で中止・延期論が圧倒的多数となっている。にもかかわらず菅首相が開催に突き進むのは、「中止による退陣論を避けたい」(自民幹部)という政局的思惑が背景にあるとみられている。
しかし、国民を巻き込む「一大感染イベント」(有力海外メディア)となれば、菅首相の掲げた「国民のために働く内閣」とは真逆で、政権への強い逆風ともなりかねない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/850f06b0be3239f6daada5a616b96f82ae72e9db
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