■断言「会社員になるメリットはほとんどない」
押し寄せるグローバリズムに、交錯するコロナウイルスパニック、働き方改革の導入など、日本人の働く環境は急スピードで変化を求められている。
しかしいまだに「正社員は安心」という常識は、根強い。特に就職氷河期以降、若者の間では正社員希望が増加しているようだ。
だが、会社員になるメリットはほとんどない、と断言する。
昔は終身雇用・年功序列の堅硬な構造が、サラリーマンを選択する最大の利点だった。しかしリーマン・ショック以降、終身雇用も年功序列も崩れ落ちた。
有名な大手企業に勤めているとしても、安定した給料や待遇が得られる保証はない。いつ仕事を失い、路頭に放り出されるかわからないという意味では、正社員も派遣社員もフリーターも同列なのだ。
■「家を買えば安心、いい保険に入れば安心」は誤解
組織が信頼できるものでなくなったのは、働き手にとってチャンスだ。身の丈に合った仕事と収入を、自分の思考と意思で探し出せる好機を得られたと考えよう。
そもそも、安心を得るという考え方を捨てるべきだ。
「家を買えば安心」「いい保険に入れば安心」という常識も根強く残っているが、リテラシー不足による誤解に過ぎない。移動の制限にとらわれる持ち家や、他人の掛け金に乗っかるギャンブルの生命保険なんかに、絶対にお金を使ってはダメだ。
安心を積み上げるより、やりたいことをたくさんやろう! その方が、組織や家や保険に縛られているより、頼りになる成果を得られるはずだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23e00153fb829f1e66a26bd47d32171d87c7158?page=4
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