衰退の兆候は、早くから見られた。世界2位の経済国というタイトルを中国に与えて久しい。日本経済がためらう間、韓国との経済力格差も縮小した。
昨年、日本は世界の国家競争力順位で34位にとどまり、韓国(23位)に大きく押された。日本を文化大国に導いた漫画、ゲーム、映画などの文化輸出はKポップ、Kウェブトゥーン、Kドラマに位置を奪われた。
社会では長い低迷により、挑戦より安定を好む雰囲気が蔓延している。改革と革新は、距離が遠い。現金とファックス、印鑑に代表されたアナログ文化は、政策的な改革課題としなければするほどだ。
2020年ブルームバーグが選んだ世界の革新的なランキングで、日本は12位にとどまり、韓国(2位)にしばらく押された。将来の経済をリードする企業も飢饉状態だ。
CB洞察によると、今年1月に基準日本のスタートアップ4つ、中国(122件)、韓国(11個)に及ばない。
一連の過程の中で、日本で韓国と中国に対する反感が高まっているという点は注目に値する。日本が世界の富と国際秩序を導くアジア唯一の先進国という自負心が揺れているのと無関係でないからだ。昨年先進7カ国(G7)の集まりで韓国、オーストラリアなどを含めてG11に拡大改編しようとする動きに日本が難色を示したのも同じ脈絡とみられる。
特に韓国への反感が嫌悪に向かうことは懸念だ。街で堂々と嫌韓デモが行われて書店には嫌韓本だけを売る店があるほどだ。
「失われた時代」に閉じ込められた、日本..「韓国叩き」の本音は劣等感
https://news.v.daum.net/v/20210117070004892
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