過去1年間でデータサイエンティストを採用しようとした企業に目標としていた人数を確保できたかどうかを聞くと「確保できなかった」「どちらかといえば確保できなかった」との回答が合計で58%にのぼった。「確保できた」との回答は17%にとどまった。
今後3年間でデータサイエンティストを増員予定の企業に増やしたいタイプを聞くと「ビジネスの課題解決ができる人材(データマーケターなど)」が最多の40%に達した。次いで「データ収集・加工やシステムの実装・運用ができる人材(データエンジニアなど)」(36%)、「人工知能(AI)などの知識を駆使し、統計ソフトなどで専門的分析ができる人材(データアナリストなど)」(24%)と続いた。
従来から求められているデータ解析の高度なスキルだけでなく、市場とのミスマッチを解決し、効果的に商品を売る能力のニーズが高まっていることが明らかとなった。
調査結果を受けて同協会の塩崎潤一調査・研究委員長は「データサイエンティストは企業にとって特別な存在ではなく、必須の人材になってきている」と分析した。
調査はランダムに選んだ従業員数30人以上の国内企業を対象に2019年8月21日~10月8日に郵送で実施した。283社から有効回答を得た。
2020/4/28 10:58
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58568540Y0A420C2000000/
引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1588052255/