Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは4月22日(現地時間)、Web会議の参加者数が1日当たり3億人を超えたと発表した。4月2日には2億人としていたので、約20日間で1億人増加したことになる。
「1日当たりの参加者数」なので、例えば1人のユーザーが1日に10回参加すると10人にカウントされるとみられるが、Zoomは公式ブログで「この(新型コロナウイルス感染症で)困難な時期に世界で3億人を超える人々がZoomを使っていることを非常に誇りに思う」としている。
Zoomは同日、エリック・ユアンCEO、元Facebookのセキュリティ責任者で現在Zoomのセキュリティアドバイザーを務めるアレックス・スタモス氏、同じくセキュリティアドバイザーの元Googleのプライバシー責任者でHumuの現CPO(最高プライバシー責任者)、リー・キスナー氏などと共に「Ask Eric Anything」ウェビナーを開催し、90日間のセキュリティ計画の進捗状況を説明した。
ユアン氏は2日、ユーザー急増と共に高まるZoomのセキュリティおよびプライバシーに関する批判に対して謝罪し、90日間で改善していくと約束した。22日にはセキュリティを強化する「Zoom 5.0」アップデートについても発表した(追加される新機能については別記事にまとめた)。Zoom 5.0は4月27日に実施される見込みだ。
2020年04月24日 06時40分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/24/news068.html