ことし7月に終了する予定になっていた一般向けのPHSのサービスが、半年間、延長されることになりました。いまもPHSを使っている医療機関が、新型コロナウイルスの感染拡大への対応で携帯電話に移行するのが難しくなっていることに配慮しました。
「ワイモバイル」のブランドで国内で唯一、PHSを続けているソフトバンクは、ことし7月末にサービスを終了する予定でしたが、来年1月末まで延期することを決めました。
今もPHSを利用している医療機関から新型コロナウイルスへの対応で多忙を極め、期限までに携帯電話への移行手続きを行うことが難しいといった声が多く寄せられたためだということです。
会社によりますと、PHSは、2023年までサービスが続く業務用の通信機器も含めて、去年12月の時点で175万3000件の契約があるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417/k10012393171000.html