Net Applicationsのデスクトップ版ブラウザーシェアデータ3月分によると、
Microsoft Edgeが初めてMozilla Firefoxを上回って2位に上昇している(Computerworldの記事、 Softpediaの記事、 On MSFTの記事)。
Edgeのシェアは前月から0.21ポイント増の7.59%、Firefoxは0.38ポイント減の7.19%となっている。
1位のGoogle Chromeは1.23ポイント増の68.50%、Firefoxは過去1年間で大きくシェアを減らしており、
2019年3月との比較では2.08ポイント減少している。
Edgeは逆に増加傾向が続いており、2019年3月との比較では2.39ポイント増となる。
一方、StatCounterではFirefoxが9.25%(0.28ポイント減)で2位を維持しており、これにSafari(8.93%、0.40ポイント増)が迫る形となっている。
Edgeは「Edge Legacy」と「Edge」に分けて集計されているが、合計でも4位(5.13%、0.23ポイント増)にとどまる。
Chromeに関しては68.11%(1.14ポイント減)でNet Applicationsに近い数字となっている。
Safariは昨年9月からシェアが大幅に増加しており、2019年3月との比較では2.47ポイント増加している。
Firefox(0.33ポイント減)とEdge合計(0.57ポイント増)の増減幅は小さい。
ただし、Net ApplicationsではiPadOS 13のUser Agent文字列変更により
2019年9月分~12月分でiPadがmacOSデバイスと認識されていたとして大幅な調整を行っているが、
StatCounterで調整が行われた形跡はない。
そのため、Safariの増加はiPadがデスクトップとして集計されたことが原因の可能性もある。
なお、Net Applicationsのデスクトップ版Safariのシェアは2020年1月分(4.24%)を除く過去1年間は3%台(3月は3.62%)であり、
StatCounterのデータとは大きな差がみられる。
Microsoft EdgeのシェアがFirefoxを上回る
https://it.srad.jp/story/20/04/04/077239/