楽天の三木谷浩史会長兼社長は3日、自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルス拡大を受けて安倍晋三首相に向けて「今すぐ緊急事態宣言をお願いします!」と呼びかけた。
三木谷氏は2日にもツイッター上で「政府は、速やかに緊急事態宣言を出すべきである?」というアンケートを実施。2万5759票が集まり、「はい」が82%、「いいえ」が18%という結果となった。
これまでも、「政府が緊急事態宣言を出せないなら、皆さんが一致団結してソーシャルディスタンスを保つしかありません」と呼びかけていた三木谷氏だが、この日も、兵庫県の県立学校が8日から再開するという発表を受け、井戸敏三知事の名前を出して「認識が甘過ぎます兵庫県学校再開、狂気の沙汰としか思えない。世界が子供も、感染する、隠れコロナを、警戒しなくてはいけないと警告しているときに。残念ながら、ヴィッセル神戸関連では二人の選手他の感染が確認されています。クラスターは発症者のみです」と投稿。
その後に「何もしなければ、再来週には一日2500人発症。それでもコンサバな予想だと思います。未だにクラスターが把握できていると思っているなら大きな間違いです」とし、続けて「ソフトバンクの孫社長と電話会議で意見交換。超危機的状況の認識共有。5日で倍ということは、50日で2の10乗で1000倍。2ヶ月後には、数十万人以上が感染する可能性大。これが緊急事態でないとはどういうことなのか?」とつづり、安倍首相に緊急事態宣言を求めたもの。
その後も「中小の飲食店には、家賃と人件費の一部を国が補填し、取り敢えず営業を控えてもらうしかない。決断は今」と、一層の自粛、外出制限を訴えている。
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