AI=人工知能による本人確認を活用し、スマートフォンのアプリだけで住民票などを郵送で取り寄せられる全国でも初めての行政サービスを東京・渋谷区が来月から始めることになりました。
取り寄せられるのは住民票や課税証明書などで、利用者は、スマートフォンのLINEのアプリで、書類の種類と部数を選択します。
そして、顔の正面や横顔を撮影し、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人証明書も撮影してこれらの画像も送るとAIが自動的に照合して本人確認を行います。
手数料の支払いもアプリで行い、受理されれば書類が郵送で届く仕組みです。
AIが判断できない場合は、区の職員が見て確認し、悪用を防ぐため住民票の住所に限って郵送するということです。
職員を対象に行った実証実験で問題がなかったため、来月1日から区民を対象にサービスを始めることにしました。
渋谷区によりますと、AIによる顔認証を活用したこうしたサービスの導入は全国でも初めてだということで、今後の広がりが注目されます。
渋谷区経営企画課の宝田英之係長は「窓口に来なくても場所や時間にかかわらず数分で住民票を請求できる。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が求められていることもあり、こうしたサービスも活用して感染防止に努めていただきたい」と話していました。
2020年3月29日 7時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012355991000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1585435048/