去る2019年、UDIMMでありながら1枚で32GBの容量を実現するDDR4メモリが発売された。
これにより、メインストリームクラスのプラットフォームでも128GB、
ハイエンドデスクトップ(HEDT)向けなら256GBという超大容量のメモリシステムを構築可能となった。
今回は、CrucialのDDR4-2666対応32GBメモリと、
32GBメモリモジュールに正式対応する第3世代Ryzen Threadripperを使って256GBメモリ環境を構築。
ストレージ容量と見紛うほどの超大容量メモリシステムを体験してみた。
256GBメモリ環境を構築する上での注意点から、その大容量がどういったシーンで活用できるのかをチェックしているので、大
容量メモリシステムの構築に興味のあるユーザーはぜひチェックしてもらいたい。
今回、256GBのメモリシステムを構築するにあたって利用したのは、DDR4-2666対応32GBメモリの2枚組「Crucial CT2K32G4DFD8266」。
これを4セット用意することで、32GB×8枚構成による256GBメモリを実現した。
記事執筆時点で、Crucial CT2K32G4DFD8266の価格は税込で約3万9千円であり、4セット用意するのにかかるコストは15万6千円前後だ。
金額自体は大きいが、一般的なPCの基準からすれば途方もない大容量である256GBのメモリを実現するためのコストと考えれば、
むしろこの程度で済むのかと思える額でもある。
2年半ほど前に、16GBメモリモジュールを8枚使って128GBメモリ環境を構築した際、
当時の価格でメモリに13万6千円前後のコストが掛かっていたことを考えれば、大差ない金額で2倍の容量が実現可能な現在は、
大容量メモリシステムを構築したいユーザーにとっての良い時代であると言えよう。
ブラウザ1,000タブも8K動画も余裕、256GBのDDR4メモリをPCに搭載してみた 使い切るのは無理?今組める最高の環境を体験
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1238017.html
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1583782636/