米カリフォルニア州サンフランシスコ市は、新型コロナ感染拡大に備える動きとして、非常事態宣言を出した。
サンフランシスコ市は米国で最大の中華街を抱えるなど中国との関わりが深い。感染者はまだ見つかっていないが、市幹部は「中国本土との往来が多く、発症のリスクが高まっている」と指摘する。非常事態を宣言することで、発症や感染拡大に備える。
宣言発令により市組織の部門の壁を越えた人員異動などが円滑になり、1月27日に立ち上げた危機管理センターの体制の強化を加速できるという。州政府や連邦政府からの財政支援も受けやすくする。市民を対象とした情報提供にも力を入れるとしている。
同様の宣言はアップルやグーグルといった米国の有力IT(情報技術)企業の…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56130810X20C20A2FF1000/
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