トヨタ自動車は16日、垂直離着陸する「空飛ぶタクシー」を開発する米スタートアップ、ジョビー・アビエーションに3億9400万ドル(約430億円)出資すると発表した。
空飛ぶタクシーは都市の渋滞緩和などにつながるため、新たな移動手段として注目されている。トヨタは生産技術や電動化のノウハウをジョビーに供与し、機体の量産化で協業していく。
ジョビーは2009年に設立した。滑走路が不要で垂直に離着陸できる「VTOL」と呼ばれる機体の開発を進めており、空飛ぶタクシーサービスの提供を目指している。トヨタは18年2月、傘下のベンチャーキャピタルなどを通してジョビーに出資したが、本格的な協業に向け、本体からも出資することを決めた。
トヨタは今後、設計や素材、電動化の技術開発などで協力するほか、トヨタ生産方式(TPS)のノウハウをジョビーに導入する。品質とコストを両立した機体を実現し、早期の量産を目指す…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54444790W0A110C2I00000/
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/31311579.html
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