【北京=三塚聖平】中国パソコン大手、聯想(レノボ)グループは19日までに、同社創業者の柳伝志氏(75)が今月末で引退すると発表した。柳氏は1984年にレノボの前身企業を仲間とともに立ち上げ、世界最大規模のPCメーカーに育て上げた。中国メディアは「伝奇的な起業家」と柳氏の存在を説明している。
柳氏は、レノボを傘下に持つ聯想控股(レジェンド・ホールディングス)の会長職を31日に退く。後任には寧旻・最高財務責任者(CFO)が就任する。中国メディアによると、柳氏は人民解放軍の軍事電信工程学院で学び、政府系研究機関の中国科学院でコンピューターの仕事に関わった。84年に柳氏ら中国科学院の11人がレノボの前身企業を立ち上げている。
レノボは2005年に米IBMからパソコン事業を買収して海外事業に本格進出し、世界市場で業績を拡大させている。調査会社ガートナーによると19年7~9月期の世界PC出荷シェアは、レノボが25%弱を占めてトップとなっている。
2019年12月23日 07時00分
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1577055569/