ヤマダ電機が、経営再建中の大塚家具を子会社化する方向で最終調整に入ったことが12日、分かった。
ヤマダ電機は大塚家具の第三者割当増資を引き受け、出資比率50%超を確保、子会社化する。取得金額は40億円超となる見込みだ。年内の払い込み完了を目指す。
大塚は発行済み株式数のほぼ倍を新規発行するため、既存株主は大規模な希薄化に直面することになる。しかし、このまま売り上げの減少が続けば経営破綻も視野に入ってくるため、ヤマダからの資金を受け入れ、子会社化を決断した。大塚は単独での生き残りを目指してきたが、事実上の身売りによって経営再建を図る。大塚久美子社長は続投する見通しだ。
両社は今年2月に業務提携を締結し、大塚の商品をヤマダの店舗に供給してきた。ヤマダは家具やインテリア商品に品揃えを増やすことで、シナジー効果が得られると判断したとみられる…
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https://diamond.jp/articles/-/223294
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