アップルが準備中と見られるiPhone SE2(仮)は、2020年春に発売との観測が複数のメディアやアナリストから報告が相次いでいます。その仮称は主力モデルよりも廉価かつ小型だったiPhone SEにちなんだものですが、正式な製品名は「iPhone 9」かもしれないとの噂が伝えられています。
海外でもアップル系の情報サイトとして評価の高いMacお宝鑑定団Blogは、情報筋の話として「iPhone SE2がiPhone 8の筐体をそのまま継続使用し、A13 Bionicチップを搭載し、3D Touchは非搭載となるモデル」となることから、iPhone 9と呼ぶ可能性もあると伝えています。
その主な理由は「iPhone 6からiPhone 8まで一貫したデザインを継続使用していることから、iPhone SEの製品名を受け継ぐとは考えにくい」とされています。たしかにiPhone 6~iPhone 8までは画面サイズが4.7インチ、画面解像度は1334×750であり、それに対してiPhone SEはiPhone 5sと同じ4インチ画面で解像度は1136×640でした。以上、iPhone 6系列とiPhone SEとの仕様の違いは、こちらでご確認ください。
もう何度目かにもなりますが、これまでのiPhone SE2の予想スペックを総合すると次の通りです。
iPhone 8ベースの4.7インチ画面
A13プロセッサー(iPhone 11と同じ)
3GB RAM
ストレージは64GBおよび128GBオプションあり
カラーはスペースグレー、シルバー、レッドの3色
ホームボタンあり(米トランプ大統領推奨)
3D Touch(画面押し込み)なし
有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone SE2を大ヒットしたiPhone 6およびiPhone 6sユーザーに買い換えを促すデバイスと位置づけ、2020年内に最低2000万台出荷の大ヒットとなると見ています。その価格は399ドル(約4万3000円)からと予測されていましたが、Macお宝鑑定団Blogは現在のiPhone 8(5万2800円(税別)から)と同じ価格か、少し値下げされる可能性があると述べています。
市場調査会社ガートナーは、スマートフォンの世界市場が縮小傾向にある理由の1つとして、消費者のニーズが高価なフラッグシップ機から、コストパフォーマンスのいいミドルレンジに移っていると分析していました。iPhone SE2あらためiPhone 9(仮)の4~5万円台という予想価格はまさにミドルレンジであり、アップルも今後はこの価格帯に力を注ぐのかもしれません。
https://japanese.engadget.com/2019/12/06/iphone-se2-iphone-9/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1575715213/