10月28日(米国時間)、ロサンゼルスはリトル東京近くの「アート・ディストリクト」の一角に、30人ほどの日本人たちが集まった。
日本から、この日のためにやってきた彼らは、「インターネットの父」と謳われて称賛されているレオナルド・クラインロック博士が開発に参画している新ブロック・チェーン「モービー(Mobby)」に初期投資した投資家たちだ。この日は、「モービー」プロジェクトを進めているサンデー・グループのオフィス開きだったのである。
金縁のボードに並ぶ投資家たちの名前
オフィスの入口には金縁の大きな黒いボードが掲げられていた。ボードの一番上には「インターネット生誕の場所 UCLA ボエルターホール3420」と記されている。
インターネットによるメッセージの送受信は、今から50年遡ること1969年の10月29日、クラインロック博士の研究室であるUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のボエルターホール3420号室から、スタンフォード大学の研究室に「LO」という2つの文字が送られたことで、世界で初めて実現した。
「LO」とは「LOGIN(ログイン)」の「LO」である。「LOGIN」という5文字を1文字ずつ送ろうとしたが、Gのところでクラッシュしてしまったため、「LO」までしか送ることができなかったという。「UCLA ボエルターホール3420」はインターネットが生まれた歴史的場所なのだ。
そして、ボードの「インターネット生誕の場所 UCLA ボエルターホール3420」というタイトルの下には、ドナー(寄付者)とあり、多くの人々の名前が記されている。その中には、IT界の超大物、グーグルの元CEOエリック・シュミット氏と著名実業家マーク・キューバン氏の名前もあった。2人の名前には*が付いている。*は、「UCLA ボエルターホール3420」に最初に寄付した人々であることを意味している。
また、同じボードには、「モービー」に投資した日本人たちの名前も並んでいた。「モービー」プロジェクトを進めているサンデー・グループは、ボエルターホール3420号室の並びに「UCLA コネクション・ラボ」というインターネットの研究室を設置するために、昨年、500万ドルを寄付したからだろう。
Gacktも投資?
ボードに記されている「モービー」の投資家たちの名前を見ると、ほとんどが日本人。その中に、親しみのある名前を見つけた。Gackt、である。
10月30日には、「UCLA コネクション・ラボ」のオープニングが行われた。ラボ内にあるタッチ・スクリーンには「UCLAコネクション・ラボのスポンサー」というタイトルとともに、投資家たちの名前が映し出されている。
その中にも、Gacktの名前があり、それにタッチすると、「私の名前はGacktで、UCLAコネクション・ラボのスポンサーです」と記されたスクリーンがあらわれた。投資した人々もGacktの名前に驚き、そのスクリーンを撮影する者もいた。
以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20191103-00149320/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1572776630/