2019年10月1日の消費増税に合わせてJCBやNTTドコモなどが利用額の20%をポイント還元するなど、キャッシュレス分野のシェア獲得戦は激しさを増している。そんななか、意外なプレーヤーが名乗りを上げた。メガバンクのみずほ銀行だ。
利用件数が10倍に
還元額は最大1万円で、同行にとって過去最高という。諸条件があるものの、スマートフォンを店頭の決済端末にかざしてデビットカードで決済すると、利用額の20%を2020年3月に利用客に振り込んでキャッシュバックする。
「反響は想定以上」とみずほ銀の西本聡リテールデジタル開発部デジタルチャネルチーム参事役は胸を張る。2019年8月29日に20%還元のキャンペーン「みずほWalletご利用感謝キャッシュバック」を始めてから約1カ月が経過するなか、「利用状況をみると、バーチャルデビットカード『Smart Debit』の決済件数が5~10倍に増えた」(西本参事役)。
西本参事役は「20%・1万円の還元とは別に、通常のみずほ銀からの0.2%還元、さらに使う店によってはキャッシュレス・消費者還元事業の2%や5%のキャッシュバックも受けられる」と説明し、さらなる参加増を見込む。さらにiPhoneの場合、Smart Debitに加えて交通系ICカードの「Mizuho Suica」を新規発行すると、Mizuho Suicaのチャージ額の20%を最大1000円まで還元するキャンペーンも並行して実施している。
キャンペーンへの参加はたやすい。みずほ銀の口座と、非接触決済ができるiPhoneやAndroidスマホがあればよい。あとは「みずほWallet」アプリをダウンロードして、iPhoneならばSmart Debitを発行・登録、AndroidスマホならばSmart Debitを発行するか「みずほJCBデビット」を設定・登録し、キャンペーンに登録すればよい。使える場所はiPhoneならば「QUICPay+」と「JCB Contactless」、Androidスマホならば「QUICPay+」で決済できる店舗である。
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1570120232/