「ワシントン条約」で国際的な取り引きが禁止されている象牙について、IT大手のヤフーは、運営するオークションサイト上での取り引きを禁止することを決めました。
ヤフーによりますと、オークションサイトの「ヤフオク!」を通じて取り引きされた象牙製品が違法に国外に持ち出され、ことし4月、中国の税関に摘発されるなどといった事例が複数確認されたということです。
こうした事態を、ヤフーは「深刻に捉える」としたうえで、環境団体からの助言も踏まえ、11月1日から象牙製品の取り引きを、オークションサイトなど、すべてのサービスで禁止することを決めました。
象牙製品は、国内での売買は条件付きで認められていますが、ワシントン条約で、1990年以降、国際的な取り引きは原則として禁止されています。
国内での売買が認められている日本の現状について、アフリカの国々などから違法な取り引きを助長しているという批判があり、「ヤフオク!」についても国際的な環境保護団体が象牙製品の扱いをやめるよう要望していました。
2019年8月29日 4時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190829/k10012053881000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1567026449/