10月に行われる消費税率10%への引き上げ。家庭は生活防衛に動いており、早くも買い控えが起きているという。
分厚いノートのページにびっしり数字が埋まる。京都市左京区の主婦三浦真理さん(45)が、毎日欠かさず記入する家計簿だ。緻密な予算を立て、その範囲で出費をやり繰りしている。堅実な三浦家の今年の年間計画で、「予算計上」を見送った項目があった。自家用車の買い換えだ。
「今の車はもう10年乗っている。できれば更新したかったんですが…」。先送りを決めた最大の要因は、今年10月に予定される消費税の増税。家計簿を長年つけ続け、収支管理には自信がある。だが、「税率が10%になれば出費がどれくらい上振れするか読み切れない。10月まで控えめに暮らさないと、年間予算をオーバーするかも」と、財布のひもを一層固く締める。
小中学校と高校に通う食べ盛りの息子3人がいる。食料品や日用品、学習塾代まで、月々の支出が増えても減ることはない。スーパーのチラシを見比べて店を回り、外食の数を減らすなど節約を心がけるが、「収入は変わらず支出ばかりが増えていく感覚。2%アップでも心理的な負担は大きい」とため息をつく…
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010002-kyt-l26
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