韓国サムスン電子が発表した2019年4~6月期連結決算の速報値は、営業利益が6兆5千億ウォン(約6千億円)と前年同期比56%減った。
60%減益だった1~3月期に続く大幅なマイナスとなった。米中摩擦などによる世界景気の減速懸念を受け、サーバーなどにデータを一時保存するDRAMなどの価格が下落した。売上高は4%減の56兆ウォンだった。
19年4~6月期の純利益や事業部門別の収益は、7月下旬に発表予定の確報値で公表する。
四半期ベースの営業利益が前年同期を下回るのは3四半期連続。韓国のアナリストの間では、DRAMを中心とする半導体部門の営業利益が3兆3千億ウォン程度と、前年同期を約7割下回ったとの見方が多い。
DRAMや東芝メモリと競合するNAND型フラッシュメモリーの平均単価が、それぞれ1年前より5割程度下がったことが響いた。サムスンは製品別の損益を公表していないが、フラッシュメモリーは赤字に転落したとの分析も…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46990370V00C19A7MM0000/
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