老後資金について「95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要」とした金融庁の金融審議会の報告書を受け、少額投資など長期の資産形成を考えるセミナーへの関心が高まっているという。
背景にあるのは、年金制度や老後の生活設計への不安の広がり。4日に公示される参院選でも争点の一つとなるが、若者を中心に「年金だけで暮らせないのは分かっており、今さら驚かない」と冷ややかな反応もある。
公的年金だけで老後の資金を賄えないとする報告書を巡っては国民に不安や反発が広がり、麻生太郎金融担当相が受け取りを拒否する異例の事態に発展した。
「自己責任で資産を増やさないといけないのか、と不安になりました」。6月下旬に大阪市内で開かれた資産運用セミナー。約40人が参加した会場から出てきた兵庫県西宮市の会社員男性(52)は不安げな表情だった…
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https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012481603.shtml
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