三菱UFJ銀行と三井住友銀行が、現金自動預払機(ATM)の共通化を9月下旬に始めるという。
駅構内や商業施設など店舗外の全国の機械全てが対象で、それぞれの顧客が無料で使えるようになる。利便性を高める一方で設置台数を減らし、コスト削減も進める。
共通化は大手ではみずほ銀行とイオン銀行が実施しているが、大手銀行同士では初。しのぎを削る競争相手と手を組む異例の対応だ。店舗外のATMは、三菱UFJ銀で約1600カ所、三井住友銀で約1200カ所。
両行は「顧客の利便性を損なわない」(幹部)ことを前提に、近接するATM拠点をそれぞれ廃止する方向だ。
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