厚生労働省は27日、自営業者らが入る国民年金について、保険料の納付率が2018年度は68.1%だったと発表した。実質的な納付率は40.7%だという。
日本年金機構の徴収強化などで前年度に比べ1.8ポイント上昇した。改善は7年連続。ただ、低所得などで保険料を免除・猶予されている人は納付率の計算から除外されている。免除・猶予を含めた実質的な納付率は40.7%にとどまる。
国民年金は自営業者やフリーターらが加入する。加入者は1471万人にのぼる。会社員が入る厚生年金が給与天引きで保険料を納めるのに対して、加入者が年金機構に自分で支払う仕組みだ。1カ月あたりの保険料は1万6410円だ。40年間納めると月6万5008円の年金を受け取れ…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46629330X20C19A6MM0000/
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