中国通信機器最大手である華為技術(ファーウェイ)の複数の従業員が、中国軍のIT(情報技術)分野の研究活動に協力していたことが分かったと、複数の米メディアが報じた。
米国は安全保障上の懸念を理由にファーウェイの通信機器を採用しないよう各国に働きかけている。一部社員の中国軍との関わりが明らかになったことで、ファーウェイ製品の排除が広がる可能性がある。
米ブルームバーグ通信によると、過去10年間で無線通信や人工知能(AI)など少なくとも10件の研究について、ファーウェイの複数の従業員が中国軍に協力していた。ファーウェイは報道を受け同日、「中国軍の関連組織に研究開発で協力することはない」との声明を発表した。「従業員が個人として研究論文を発表していることには関知していない」とした。
ファーウェイの創業者である任正非・最高経営責任者(CEO)は、会社設立前に中国軍の工兵部隊に参加した経歴を持つ…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46632560X20C19A6000000/
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