金沢と富山で300台超のタクシーがタブレット(多機能携帯端末)によるキャッシュレスに対応した。冨士タクシー(金沢市)と富山交通(富山市)が導入したもので、乗客が画面上でクレジットカードや電子マネーなどを選び、読み取り機にカードをかざすなどして運賃を支払う。訪日外国人などの利便性を高めるとともに、乗務員の負担を減らす。
冨士タクシーは144台に、富山交通は161台に配車サービスなどを手掛けるジャパンタクシー(東京・千代田)の決済機能付きタブレットを助手席の後ろ側に取り付けた。後部席の乗客が操作し、タブレットの画面に表示されたタクシーのメーター料金をキャッシュレスで支払う。
主要なクレジットカードや電子マネーに加え、タブレット画面にQRコードを表示させて乗客のスマートフォンで読み取る決済アプリも使える。日本語のほか英語や韓国語、中国語での表示も可能だ。
走行中はタブレットに観光情報や企業の広告を流す。金沢市近郊を営業エリアにする冨士タクシーは「観光客の利用も多く、飲食店や土産店など地元事業者の広告需要を見込む」としている。
2019/6/6 7:15
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45728330V00C19A6LB0000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1559779858/