ニコンは9日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比37%減の420億円になる見通しだと発表した。
デジタルカメラ市場の縮小を背景に一眼レフカメラの販売が落ち込む。前期に半導体露光装置を巡る特許訴訟の和解金として150億円の一時利益があった反動も出る。
売上高は5%減の6700億円、営業利益は37%減の520億円を見込む。スマートフォン(スマホ)の高機能化に伴ってデジカメ市場は毎年2割のペースで縮小している。ニコンは一眼レフカメラで初級機を中心に販売減が続き、映像事業は12%の減収を見込む。
液晶や有機EL製造に必要なフラットパネルディスプレー(FPD)露光装置は小型機の販売が落ちる。同日の記者会見で岡昌志副社長は「厳しい闘いを強いられる1年になる」と…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44583790Z00C19A5DTB000/
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