AI(人工知能)による採用活動は「書類選考まで」が適切――転職希望者の半数がそう考えているという調査結果を、人材紹介サービスのワークポート(東京都品川区)が3月22日に発表した。
転職希望者の56.0%が、採用活動にAIを導入するなら「書類選考まで」が適切だと回答した。理由は「公平な審査が行われると思う」「一番候補者が多い工程だから担当者の負担を減らせる」といった公平性や効率化を挙げる意見の他、「人の魅力は対話で判断されるべき」「一緒に働く仲間は、実際に会って判断するべき」という声もあった。
AIを「導入するべきではない」という意見(15.3%)もある。「人生を機械に判断されるのは嫌だ」「採用する人材の多様性が失われる」などの懸念の声があり、ワークポートは「AI採用が肯定的に捉えられるためには、統計的処理精度の向上や信頼度の向上に加え、それらを求職者にどう理解させるかが課題になる」と分析している。
転職希望者のうち、AIによる選考を受けた人の割合は2.3%にとどまったが、82.0%が「今後AIを導入した採用活動は増えていくと思う」と答えた。
調査は3月5~12日、ワークポートのサービスを利用している転職希望者300人を対象に実施した。
2019年03月22日 16時24分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/22/news102.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1553292707/