中国の通信機器大手ファーウェイは、アメリカ政府が機密の漏えいを防ぐため自社の製品の使用を禁止した措置はアメリカの憲法に違反するとして、この措置の実施を禁ずるよう求める訴えをアメリカの裁判所に起こしたと発表した。
これは、ファーウェイの郭平輪番会長など幹部たちが7日、中国南部の広東省深セン※の本社で会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、アメリカ政府が去年、機密の漏えいを防ぐためとして、政府機関がファーウェイ製品を使用するのを禁止する条項を盛り込んだ国防権限法を成立させたことについて、「アメリカ側は脅威とする証拠を示さず、説明の機会も与えないままファーウェイの権利を侵害しており、最終的にはアメリカの消費者にも損害を与えている」と指摘しました。
そのうえで、「この措置はアメリカの憲法に違反している」として、この措置の実施を禁ずるよう求める訴えを6日、アメリカ南部テキサス州の裁判所に起こしたと明らかにしました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190307/k10011838851000.html
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