市職員PC、18時に強制オフ 16時までに残業申請を
佐賀県唐津市は1月から、職員が事前に時間外勤務の申告をしなかった場合、その職員の業務用パソコンを
午後6時にシャットダウンする運用を始めた。時間外勤務手当の対象になる副課長以下の約960人が対象。
「働き方改革」の一環で、県内の自治体では初めてとみられるという。
市職員課によると、職員の勤務時間は午前8時半から午後5時15分まで(保育所、近代図書館などシフト制職場をのぞく)。
時間外勤務をする職員は午後4時までにシステム上で事前申請し、課長が午後4時半に決裁する。
事前申請をしなかった場合、午後5時半に、パソコンの画面に「まもなく(18時00分)端末がシャットダウンします」
「直ちに作業している内容の保存を行い、ソフトウェアを終了してください」といった内容の予告メッセージが現れる。
午後6時には画面が消える。
1月4日に運用を始めてから、毎日50~100件程度の事前申請が寄せられているという。職員課で集約し、時間外でも
その職員のパソコンを使えるようにサーバーを設定している。1月は移行期間のため、事前申請なしでシャットダウンされた
後でもそのまま再起動できるが、本格実施される2月以降は再起動するのに緊急認証カードが必要になる。
大阪府寝屋川市の取り組みを参考にした。唐津市は時間外勤務手当として、2016年度に3億4912万円
(1人あたり約28万7千円)、17年度に3億1585万円(同約25万7千円)を支給している。
職員課の担当者は「事前申請の徹底により、上司が職員の働き方を把握できる。業務を見直し、効率化を進めて
負担軽減や、最終的には人件費の抑制につなげたい」と話している。(渡辺松雄)
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1547858772/