カナダに駐在する中国大使は、次世代の通信規格「5G」の整備で、カナダ政府がアメリカなどと足並みをそろえて中国のファーウェイの通信機器を締め出せば、反発は免れないという考えを示しました。
高速、大容量で通信できる次世代の通信規格「5G」の分野で、中国のファーウェイは、先進的な技術を持つ代表的な企業の1つとして世界各国の通信会社と提携し実用化の準備を進めています。
この5Gを使った情報通信インフラの整備をめぐり、カナダ政府は現在、安全保障上のリスクがあるかどうか検証を続けています。
これについて首都オタワに駐在する中国の盧沙野大使は17日会見し、「カナダがファーウェイを締め出せば反発は免れない。賢明な判断を促す」と述べました。
カナダ当局がアメリカ政府の要請によって先月、ファーウェイの副会長を逮捕して以降、中国当局がカナダ人を相次いで拘束するなど、両国の関係は急速に冷え込んでいます。
アメリカはサイバー攻撃の脅威にさらされるとしてファーウェイなどの製品を政府内で使うことを禁止することを決め、オーストラリアやニュージーランドも足並みをそろえていて、カナダ政府の対応が注目されています。
2019年1月18日 11時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011782231000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1547786877/