The Guardianが最初に報じたAlexaのサービス停止は、GMTで午前10時ごろ起こり、音楽やスマートホームのコントロールなど、いつもやらせる仕事ができない、という苦情が既存のEchoオーナーたちから殺到した。
インターネットにも、家の中のWi-Fiにも問題ないのに、デバイスをセットアップできない、それはきっとサーバーのダウンだ、という苦情も多かった。
AmazonはGMT 1:43PMに、ヨーロッパでは原因を特定できた、とツイートした。
“2時間あまりヨーロッパのEchoデバイスの一部の、接続が不安定でした。”
AmazonのTwitterアカウントがこうツイートしたころには、サービス停止は直っていたから、それは2時間ぐらい続いたようだ。
Amazonのスポークスパーソンも本誌TechCrunchに対して、サービス停止を認めた。
“昨朝短時間、Alexaの一部の顧客に間欠的に迷惑をおかけする問題が起き、サービスとの対話ができなくなりました。現在Alexaのサービスは正常に機能しております。”
Hey there. Over the past two hours some Echo devices in Europe have had intermittent connections. These issues have now been resolved and the Alexa Service is working normally. ^RY
— Amazon Help (@AmazonHelp) December 25, 2018
I’m sorry for the trouble! Some Echo devices in Europe had intermittent connections. These issues have now been resolved and the Alexa Service is working normally. Please let us know if it’s still giving you trouble. ^BH
— Amazon Help (@AmazonHelp) December 25, 2018
サービス停止の原因やその対策について、Amazonは黙っている。しかし原因はたぶん、サービスへのリクエストの急増だろう。クリスマスにはApple App StoreでもGoogle Play Storeでも、Alexaアプリがトップだった。だから大量の、初めてEchoを使うオーナーが、セットアップのためにサーバーに殺到したことがトラブルの原因だろう。
WebサイトDown Detectorも、ヨーロッパで起きたAlexaのトラブルに気づき、ピーク時には2183件の報告が来た、と言っている。報告は2時間後には収まってきた。
Alexaのサービス停止はこれが初めてではないし、今年初めてでもない。このサービスは、サーバーの問題や過負荷によって、ときどき無応答になる。たとえば3月には、Alexaのモバイルアプリが動いているのに音声がダウンした。
そして9月には、ヨーロッパ全域でAlexaがダウンした。アイルランドにおけるAWSのダウンが原因らしい。その前月にはアメリカでもサービス停止が起こり、EchoなどAlexaデバイスは、どんなリクエストにも“sorry, something went wrong.”(すみません。問題が起きました。)と答えた。
ヨーロッパはAlexaの成長市場なので、今年は6月にイタリアとスペインに導入した。今ではほかに、イギリス、オーストラリア、インド、ニュージーランド、ドイツ、日本、アイルランドにも対応している。
[原文へ]
https://techcrunch.com/2018/12/26/alexa-crashed-on-christmas-day/
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)
2018年12月27日13時20分
Techcrunch
https://jp.techcrunch.com/2018/12/27/2018-12-26-alexa-crashed-on-christmas-day/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1545886335/