玉川大学(東京都町田市)と読売新聞立川支局が共催する連続市民講座「進む大学研究~最先端の現場から」の第11回(最終回)が22日、同大で開かれ、工学部の岡田浩之教授(認知発達ロボティクス)が、AI・ロボットの今後のあり方について解説した。
中略
自律的に動くAI・ロボットの開発への道のりは遠く、これまでの研究開発の状況から、「2050年になっても『ドラえもん』や『鉄腕アトム』のようなAI・ロボットは誕生しない」と予言する。
多くの人々が恐れているような、比較的単純な仕事をAI・ロボットに奪われる事態は、今後数十年は起きないという。無数にある仕事のコツを分析して、AI・ロボットに設定するには、膨大な時間と労力が必要だからだ。
第一線でAI・ロボットを開発する岡田教授は「AI・ロボットは、あくまで道具。自力で学習して、様々な能力を身に付けられる人間を過小評価すべきではない」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181224-OYT1T50052.html
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