ソニーは15日、テレビ事業について、70型、80型など大型に主力をシフトさせることを明らかにした。高解像度の技術を生かすほか、音響にもこだわるなどして差別化を図り、高価格を維持する方針。テレビ事業を統括する高木一郎専務が産経新聞などの取材に応じた。
同社の液晶テレビは、「中国や国内の普及価格帯の商品とは競合しない」とみている半面、55型などは競争激化で低価格化が避けられないと判断している。
65~100型のプレミアム市場を主力と位置付け、「数量を追わず平均単価を上げる」方針で、世界シェアは現状の数量で6~7%、金額ベースで10%を今後も維持していく。一方、超高精細の「8K」テレビに関しては、「顧客が価値を感じないと普及しない」として、早期の商品化に慎重姿勢を示した。
平成17年3月期からの10年で約8千億円の営業赤字を垂れ流したテレビ事業は、シェアを追わず、販売地域を縮小する戦略で収益性を高め、黒字を維持している。
2018年11月16日 07時02分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/16/news065.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1542323658/