香港上海銀行(HSBC)が発表した最新の「世界移住調査報告書」によると、中国(香港、マカオ、台湾地区を除く)の経済発展と潜在的消費力は、大量の多国籍企業を引き寄せると同時に、多くの外国人が移住によって収入が増加している。
報告書によると、今回の調査に参加した外国人の中国移住後の収入は平均年収約17万3000ドル(約1940万円)と高めで、全世界平均金額の10万6000ドル(約1190万円)よりはるかに高い。2016年の約13万4000ドル(約1500万円)と比べても伸びている。今回の世界移住地年間平均収入のランキングでは、中国は4位で、トップ3はそれぞれスイス、米国、香港の順だ。
HSBCの今回の調査で明らかになったのは、中国に移住した外国人の移住後の仕事や生活は順調で、収入が増加しただけでなく、貯蓄が増え、可処分所得が多くなったことだという。金銭的な収穫以外には、移住後の中国での新しい仕事と新しい生活が充実しており、職場でのリーダーシップもレベルアップできているとしている。生活面では、移住先の住民ともとうまく融合でき、新しい友人もできているとのことだ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3193501
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