仮想通貨取引所のZaifは、ハッキングされたことを発表した。日本円で約67億円相当を盗まれたという。
弊社が運営する仮想通貨取引所Zaifで現在発生している仮想通貨の入出金停止に関して、これまでの経緯と今後の対応について以下の通りご報告いたします。
弊社における調査の結果、入出金用ホットウォレットの一部が外部からの不正アクセスによりハッキング被害を受け、弊社が管理する仮想通貨のうちの一部が外部に不正流出させられたことが判明しました。
このような事態は、弊社を信頼して大切な資産をお預けになられている全てのお客様の信頼を裏切る結果となり、伏してお詫び申し上げる次第です。
当然のことながら、お客様の資産に被害が及ばないことは最優先の課題です。弊社は、上記被害発覚後、速やかに金融庁及び捜査当局への届出等を行い、併せて社内においても株式会社カイカを含めた第三者の尽力を得て原因の調査、顧客資産相当の財源確保に努めております。
以下、本件に関するご説明、弊社の対応、顧客資産相当の財源確保の状況、今後の弊社経営陣の経営に関する方針について、順次ご説明いたします。
2.ハッキング被害について現在判明している事実関係
①ハッキング被害の経緯
弊社は、お客様の入出金に対応するために、お客様からの預かり仮想通貨のホットウォレット(一部コールドウォレット)に保管しております。その入出金用のホットウォレットを管理するサーバに対し、平成30年9月14日17時頃から19時頃までの間、外部からの不正アクセスが行われ、当該ホットウォレットで管理している仮想通貨(BTC、MONA、BCH)が不正に送金されました。なお、具体的な不正アクセスの手法等につきましては、本件が犯罪事件であり、既に捜査当局に被害申告をして捜査を依頼していることや、今後の同種犯行を予防するためにも、公表を差し控えさせていただきたいと存じます。できる限り詳細な説明が責務であることは承知しておりますが、何とぞご了承下されば幸いです。
②ハッキング被害により弊社に生じた損失
弊社がハッキング被害により失った仮想通貨の種類及び数量は、次のとおりです。
・BTC 5966
・MONA 現在調査中
・BCH 現在調査中
以上の被害による損失の総額は、日本円で約67億円相当(MONA、BCHを含む)と思われます。現在被害数量が確定できていないのは、二次被害を防ぐため、確実な安全性の確認ができるまでサーバを再稼働させていないことが原因です。消失仮想通貨の数量が確定でき次第、速やかにご報告させていただく予定です。
③ハッキング被害によるお客様の資産に与える影響
消失した約67億円相当の仮想通貨のうち、弊社の固有の資産は約22億円相当であり、お客様の預かり資産に相当する仮想通貨は約45億円となります。
弊社は、本件発覚後、お客様の資産を毀損させないための財源確保に努めており、その状況は、次の「3.弊社の対応」においてご説明申し上げます。
続きはソース元で
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000012906.html
ここ数日の流れ
17日「サーバ障害が起きました」
現在、BTCとMONAの入出金がサーバ障害により、停止しております。復旧に向け調査中です。入出金をお控えいただけますようよろしくお願いいたします。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月17日
【続報】現在、BTCとMONAに加え、BCHの入出金がサーバ障害により停止しております。復旧に向け調査中です。入出金をお控えいただけますようよろしくお願いいたします。
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月17日
またZaifPaymentによる決済も停止しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
18日「お客様の資産の安全を確認、復旧については1~2営業日中に完了する予定です」
【仮想通貨入出金障害の続報】
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月18日
現在BTC,MONA,BCHの入出金を一時停止しております。引き続き障害対応中ですが、お客様の資産の安全を確認いたしましたことをご報告いたします。復旧については1~2営業日中に完了する予定です。ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
20日「ハッキングされました」
【重要】現在発生している仮想通貨の入出金停止に関する経緯と今後の対応について、当社のプレスリリースより詳細をご報告しておりますので、ご一読をお願いいたします。https://t.co/Foy9Me6K0v
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月19日
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