安倍政権が取り組みを強化している、社会人が大学などで再び学習する「リカレント教育」をめぐり、内閣府の世論調査で「学習したことがある」、または「学習してみたい」と答えた人は合わせて36%余りにとどまったという。
内閣府はことし6月から7月にかけて、全国の18歳以上の男女3000人を対象に、生涯学習に関する世論調査を行い、57%に当たる1710人から回答を得ました。
安倍政権が取り組みを強化している、社会人が大学などで再び学習する「リカレント教育」について、「学習したことがある」、または「学習してみたい」と答えた人は合わせて36.3%となった一方、「学習したことはなく今後も学習したいと思わない」が58.1%、「まだ在学中で社会人の経験がない」が3.2%でした。
「学習したことがある」や「学習してみたい」などと答えた人に、学習しやすいと思う場を複数回答で尋ねたところ、図書館などの社会教育施設が45.4%、インターネットが45.3%、大学などの校舎が27.9%などとなりました。
生涯学習の政策を担当する文部科学省は「社会人が学び直す際、大学などに通うのは敷居が高いと受け止められている可能性があり、取り組みやすい環境を整える必要がある」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180902/k10011604431000.html
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