支払いに現金を使わない「キャッシュレス決済」への対応を外食各社が急いでいます。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、外国人旅行者の一段の増加が見込まれるためです。
このうち日本マクドナルドは、東京都内の3店舗でキャッシュレス決済を本格的に導入するための実証実験を始めています。クレジットカードなどの情報を登録したスマートフォンの専用アプリで、あらかじめ商品の注文と代金の支払いを済ませ、自分の都合に合わせて店に商品を取りに行くことができます。スマホのGPS機能を使うことで利用客の来店が店側にわかる仕組みのため、会計待ちの列に並ばずに商品を受け取ることもできます。長谷川崇マネージャーは、「欧米や中国などの店舗ではキャッシュレス決済が当たり前で、日本でも広げていきたい」と話していました。
また、外食チェーンの大戸屋ホールディングスも、さいたま市などの2店舗で同じようなサービスを試験的に取り入れています。専用アプリは12か国語に対応していて、センサーを埋め込んだテーブルにスマホを置くと、店員と会話しなくても、あらかじめ注文した食事が運ばれてきます。
東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人旅行者の一段の増加が見込まれるうえ、深刻な人手不足もあって、外食各社の間でキャッシュレス決済を導入する動きはさらに広がりそうです。
2018年8月12日 14時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011574251000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1534058994/