しかし、米国・シリコンバレー発のスタートアップが開発している、簡単にディープラーニングを体験できるビジュアルツール「Lobe」が、そんな固定概念を覆そうとしている。今後、AI分野に参入したいと考えている企業や人に重宝されるであろうそのツールとは一体どのようなモノなのだろうか。
「ドラッグ&ドロップ」でお手軽ディープラーニング
2018年初めにローンチされたLobeは、今まで専門的な分野だと思われてきたディープラーニングを一気に身近なモノにする。
Lobeは、ドラッグ&ドロップするだけで簡単にディープラーニングアルゴリズムを構築できるビジュアルツール。また、構築したアルゴリズムの教育も可能で、エクスポートして開発中のアプリへ組み込むのもスムーズだ。
使い方はシンプル。ツールにあるテンプレートの中から構築したいものを選び、あらかじめ用意したトレーニングデータ(認識させたいモノの写真など)をドラッグ&ドロップ。すると、Lobeが自動的にディープラーニングアルゴリズムを構築してくれるという。あとは設定を変更するなどしてカスタマイズしていく。
構築されたアルゴリズムが学習していく様子はチャート形式でリアルタイムに確認できる。トレーニングが完了すると、AppleのCoreMLやGoogleのTensorFlowなどのオープンソフトウェアライブラリへエクスポートし、アプリに搭載する。
Lobeで構築できるディープラーニングアルゴリズムのテンプレートには、人の顔の表情から同じ表情の絵文字を割り出す「Emoji Face」や、皮膚のアザや色素沈着の画像からガンの可能性があるか判断する「Skin Cancer」、口の動きだけで音声なしに何を話しているのか判断し文字にする「Silent Assistant」など、27種類。今後まだまだ増やす予定だという。
現在はクローズドβ版の提供のみ。利用してみたい場合は、公式サイトから申請できる。氏名や連絡先、職業、ディープラーニング構築の経験値、ツールを使ってどんなことがしたいかなど詳細を入力する必要がある。
以下ソース
2018年06月23日 06時00分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/23/news006.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1529707856/