みずほ銀行が開発を続けてきた入出金や口座管理などを担う次期勘定系システムが9日から次期システムへの移行作業を始める。同システムは、旧みずほ銀行と旧みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行の勘定系システムを統合する巨大プロジェクト。2度の大規模システム障害を経て、4000億円超の資金を投じた統合作業が最後のヤマ場を迎える。
移行作業は9回に分け、全国に466あるみずほ銀行店舗の口座データなどを移し、2019年度上半期に完了させる。
これに伴い、来年2月上旬にかけて週末や連休に計28日間、みずほ銀の現金自動預払機(ATM)やインターネットバンキングなどに臨時休止日を設ける。19年度上半期にも数日間休止する。みずほ銀の個人口座の利用者数は約2400万人おり、影響は大きい。
当初は16年春の統合を目指したが、慎重に開発とテストを進めた結果、2度の延期を余儀なくされた。開発費も当初見込みの3000億円台前半から膨らんだ。19年度から5~10年かけて償却する予定だ。
2018.6.1 06:03
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180601/bse1806010500001-n1.htm
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1527806325/