17年の業界全体の売上高は前年比8%増の173億ドル(約1兆9000億円)と、3年連続で増えた。このうち音楽データを受信しながら再生するストリーミングのシェアは38%で首位。次いでCDやレコードが30%、ダウンロードなどデジタルが16%と続いた。17年末時点でストリーミングの有料利用者は1億7600万人。わずか1年で6400万人増加した。
スポティファイは、音楽をスマートフォン(スマホ)などで好きなだけ聞けるサービスのモデルを生み出した。有料会員数は7000万人以上にのぼり、4月には米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。このほか、米アップルの「アップルミュージック」や、米アマゾン・ドット・コムのストリーミングサービスも、主に若年層の支持を得ている。
国別の市場規模では1位が米国、2位は日本、3位がドイツだった。市場の伸び率では中国(前年比35.3%)や中南米(同17.7%)の勢いが目立った。アーティストごとにみると英国のシンガーソングライター、エド・シーラン氏の売り上げが最も大きかった。
CD販売の低迷を背景に音楽市場は14年まで縮小が続いていたが、ここ数年はストリーミングの急成長で拡大している。
2018/5/2 11:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30064440S8A500C1EAF000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1525229607/