衆院選は19日、公示後初の週末を迎え、中盤戦に突入した。与野党党首は各地で、物価高対応を含む経済政策などを訴え、支持を呼びかけた。立憲民主党の野田佳彦代表は安倍政権の経済政策「アベノミクス」について「明らかに失敗だ。格差が拡大した」と批判、人への投資による賃上げを唱えた。石破茂首相(自民党総裁)は(中略)
野田氏は名古屋市で、アベノミクスを進めた自民、公明両党の連立政権は「10年たってもデフレ脱却できなかった」と指摘。一部の富裕層らが恩恵を受けただけで「地方や中小企業にお金は回らなかった。流れを変えるには人への投資しかない。労働生産性を高め、賃金を上昇させる」とした…
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