円安を追い風にトヨタ自動車などの大企業が過去最高益を更新し、高額のすしや海鮮丼を楽しむ訪日外国人(インバウンド)も見慣れた光景になったが、恩恵にあずかっている企業は一部にとどまるようだ。帝国データバンクの調査によると、円安が利益を押し上げた企業は7・7%程度。逆に63・9%の企業が利益にマイナス影響を受けており、売上高が増えた企業も原材料費や海外工場のコストアップに悩んでいることが明らかになった。
調査は5月10~15日、約1000社に円安の影響を聞いた。売上高への影響は「プラス」との回答が16%、「マイナス」が35%、「影響なし」が49%。利益面で「影響なし」は28・5%だった。自社にとって適正な為替レートは「1ドル=110~120円台」が50・1%と最多だった。
続きはソースで
https://mainichi.jp/articles/20240520/k00/00m/020/312000c
続きを読む