「早くウチの子供に使わせろ!」“大谷グローブ”を巡って教育現場が頭を悩ませるワケ
中略
親からもいろいろ言われて……
なんとか子供たちに大谷グローブを届けたいという教員たちの思いもあって、この学校では丸く収まったのだが、今なお紛糾している学校は少なくないという。
「平等に使わせなきゃいけない、みんなが使えるようにしなきゃいけないという前提がどうしてもあって、その方法を巡って頭を悩ませている学校は多いと聞きます。それとやはり安全面ですね。軟式のボールでも危ない、休み時間に自由に使わせられない、といった意見はよく聞きます」
こうした学校側が使用に対して頭を悩ませるケースだけでなく、保護者からの意見によって紛糾するケースもあるようだ。都内の小学校に勤務する30代の女性教諭は、保護者からの意見にウンザリしたという。
「子供がケガをしないようにしてほしいという意見が来るのは想定してましたが、早く使わせろ、どうやって使うんだ? 私はこうやったらいいと、自分の意見を押しつけてくる親御さんも何人かいて、全部の意見をまとめるのには疲れました。こんなに現場が混乱するならいらなかったんじゃ……とも思いましたね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2ed15abf3cb9c02c382c1416147d08fc7b40337
大谷翔平選手 日本全国の小学校へ6万個の野球グローブを寄贈
https://company.newbalance.jp/press/2023/p-64679
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