一方ひろゆき氏は「“消せないデータベース”といっても、NFTの売買などのデータは結局会社が管理している。(ブロックチェーンを使っていない)今までと大きな違いはないのでは?」との疑問を投げかける。
加納氏は、NFTには「ブロックチェーン上に直接記録しながら流通してくるタイプ」と、「会社のサーバー内部にデータが記録されているタイプ」があり、後者は確かに会社が倒産したら取り出せないリスクはある、とする。
ほかにもNFTをめぐる課題の論点は複数に及んだが、ひろゆき氏は仮想通貨をめぐる日本の法的な利用者保護の強さを認める一方で、NFTについては「仮想通貨のように保管されて、買ったものが永遠に残ると誤解している人が結構多い」と問題を提起した。
NFTは「所有権」ではなく「所有“感”」
「NFTって何かうさんくさく感じる。写真とか絵は(オーナーにならなくても)Webで見られる」
と切り出す高橋氏に、加納氏は「それは絵画も同じ。ゴッホのひまわりは何十億もするけど、見るだけなら見られる。でも所有してる感覚=所有“感”を得たい人は本物が欲しい」と応じた。
ひろゆき氏は、加納氏の言う所有“感”と所有“権”の違いは曖昧にすべきではないとして、「その所有“権”と所有“感”をごっちゃにして話すの、僕、ちょっと詐欺っぽくて好きじゃないんですよ」と切り込む。所有感を売買するのはいいが、NFTに法的な意味での所有権はない。そこを一緒にするとだますことになりかねないという指摘だ…
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https://news.yahoo.co.jp/articles/52ae14c1cb05555cfb00044d3c2a6e74548b5e4f?page=2
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